介護記録
福祉見聞録では、介護の業務の中でもPDCAサイクルの仕組みが働いています。システムの活用により、いろんなキャリアの職員が業務にあたっても、標準的ケアを確立することを目的としています。
▶介護記録管理内容
■食事情報 ■水分情報 ■排泄情報 ■入浴情報 ■整容情報
■口腔ケア ■起床・就寝 ■更衣 ■日常生活 ■巡視(入眠)
■体位交換情報 ■バイタル ■処置 ■身長体重 ■ケアプラン実施
■理美容 ■余暇(クラブ活動)
Plan
始まりは1 日の予定の確認から!
- 今日の予定は「基本プランの情報」+「日々の変動情報」
- ・「ライフサイクルシート」(24時間シート)
- ・介護基本情報(介護ケアの計画)
- ・機能訓練、入浴やクラブ活動等の週替わりの予定
- ・入院、通院、外泊、外出等の日々の変動情報
- 時間帯ごとの業務予定や介護量が把握できる
- ・ユニットやグループごとに、職員数が足りているかの確認。
- ・次に何をしなければならないかの業務指示が常に表示。
- 実績情報は背景色でお知らせ
- ・他の職員との業務のかぶりをなくし、効率よくケアを行う。
Do
記録をしながら「気付ける」仕組み
- 予定からのジャンプ入力
- ・予定の実施漏れを確認できる。他の職員との協働がスムーズ。
- ケア項目別一覧画面での入力
- ・排泄等、状態・色・量などの情報を確認しながら入力。反応便の確認も可能。
- 利用者個別画面での入力
- ・過去2 週間の変化を確認できる。異常時の推移等も一目瞭然。
- 携帯端末での入力
- ・入力が困難な場所でも携帯端末ですぐにメモ入力。
Check
視点を変えると重要な「サイン」が見えてくる
- 他職種間の記録を合わせて見る
- ・看護の情報や通院やクラブ活動といった記録と総合的に確認。
- 関連する情報を合わせて見る
- ・食事や水分の情報(IN)と排泄の情報(OUT)
- プランと実績の差異を確認する
- ・「ライフサイクルシート」(24時間シート)の予定との差異
- ・「施設ケアプラン」に対する実施記録からプランと実施の差異
- 目的に合わせて検索条件を変える
- ・水分摂取が足りない、入浴の回数、食事の摂取状態…等
Action
カンファレンスやプラン変更へ情報活用
- カンファレンスや他職種への情報提供
- ユニット(グループ)ごとの傾向を確認
- 施設ケアプラン」の再立案や人員配置等の変更材料に
福祉見聞録には記録をいろいろな角度から分析し活用する仕組みがあります。
看護記録
利用者ごとの(看護の目的や内容)をしっかりと看護計画に組み込み、実績を記録していきながら、(看護の結果)を分析し、今後の方針をまた計画に組み込んでいく。この看護のPDCAサイクルをしっかりサポートしていきます。
▶看護記録管理内容
■バイタル ■処置 ■測定情報 ■服薬情報 ■回診情報 ■往診情報
■検査情報 ■通院情報 ■処方箋 ■看取看護 ■口腔衛生管理
■麻痺・痛み・褥瘡・口腔状態
- 看護掲示板
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- ・看護専門の掲示板でリアルタイムで利用者状況を確認。
- ・要観察者、バイタル異常者、処方切れの情報もすぐにお知らせ。
- ・日別の実施内容の集計も可。
- 実績入力
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- ・作成したスケジュールに基づき実績登録をすることで、予定の実施漏れをチェックできます。
- ・異常値に該当した場合もすぐにお知らせ以前の情報とあわせて確認ができます。
- ・目的に合わせて一覧入力や個別入力の切り替えができます。
- 看護実施計画
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- ・処方内容から定期処置、定期通院など、細やかな看護計画の作成が可能です。
- ・図を使用した麻痺や痛み、褥瘡の箇所、口腔の状態の管理も可能です。
- 参照分析
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- ・日々の記録から各種分析表は自動作成されます。
- ・バイタルの異常や、排泄状況の異常者チェックがいつでも可能です。
- ・看護で入力した情報だけでなく介護など他職種の入力情報も合わせて分析できます。
機能訓練記録(リハビリ)
▶機能訓練管理内容
■機能訓練計画書 ■体力測定 ■アセスメント参照 ■機能訓練計画一覧
■月間予定表 ■機能訓練実績 ■機能訓練日誌 ■予定・実績表
■機能訓練目標一覧 ■機能訓練ケース記録 ■機能訓練評価 ■項目別月報
■項目別年報
- 機能訓練計画書・リハビリ計画書
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- ・機能訓練(リハビリ)実施計画書の作成ができます。
- ・計画書から月間のスケジュールが自動作成されます。
- ・リハビリは職員ごとの詳細スケジュールの管理が可能です。
- 評価
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- ・利用者の機能訓練実績やケース記録を参照しながら、評価入力が可能です。
- ・利用者の状態に合わせて、1ヶ月、3ヶ月間隔での評価が可能です。
- 実績管理・日誌
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- ・今日の予定が表示されるので実績入力も簡単です。
- ・実施しながら気付いたことや中止情報などは、すぐにケース記録に書き込みができます。
- ・実績情報から日誌が自動作成されます。
- 集計(月報・年報)
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- ・スケジュール情報や実績情報から、月報・年報は自動作成されます。
- ・予定と実績の差異や、プログラムごとの件数集計、中止になった利用者の件数集計も可能です。