日頃の作業の中で一番煩わしいことは何ですか

日頃の会計処理で、一番手間のかかる煩わしい作業といえば仕訳入力です。

その仕訳をなるべく簡単に入力できる方法はないでしょうか。

  • 資金収支と事業活動、どちらの仕訳も起こすと二倍の手間がかかる
  • 一度入力したら同じことは繰り返したくない
  • たまにしか起きない仕訳をどう仕訳したらいいか忘れてしまう
  • 業者ごとの請求書を見ながら仕訳入力できないか
  • 小口現金の出し入れが、そのまま出納帳になってほしい

毎日の仕訳入力作業を軽減

  1. 科目は資金収支、事業活動どちらからでも入力可能になっているので、片方の仕訳を入力するだけでもう一方の仕訳が自動で登録されます。
  2. 毎月繰り返される同じような仕訳や、滅多に発生しない仕訳の内容を仕訳パターンとして登録したり、仕訳コピー機能を使えば簡単に入力ができます。
  3. 仕訳ヘルプ機能という便利な機能があるので、仕訳例に従って入力すれば複雑な仕訳入力もあっという間に終了します。
  4. 入力の仕方も様々な用途に応じて選択が可能になっています。

例えば

  • 単一仕訳・複合仕訳どちらの入力形態にも対応しています。
  • 通常入力、購買入力、小口現金入力と仕訳の種類によって専用画面からの入力ができます。

入力したデータをリアルタイムで確認

仕訳入力しながらその画面で即予算残高の確認ができたり、一日の発生残高の確認や、元帳参照、事業連結(資金収支連結)チェック等、別画面へ移動しなくても簡単にその場で参照できるようになっています。

仕訳の結果がその場で把握できることにより、単純な仕訳ミスもすぐ確認できるので簿記の苦手な方も安心です。

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会計のプロでもアマでも納得の機能です

必ずしも会計のベテランが作業するとは限らない

毎月入力する仕訳はある程度決まっているものです。年間を通してもこの月には必ずこの仕訳が発生するというのも予めわかっているはずです。その仕訳を指示しなくても、今月必要な仕訳が一目でわかり、入力したかどうか、入力した仕訳が間違ってないか、確認までできる画面があったらいいですよね。

カレンダー機能を使えばそんな悩みも解決されます。この機能があれば、入社したての新人さんでも簡単に毎月の仕訳の入力が可能になります。仕訳の摘要入力も、以前入力していた内容を科目ごとに覚えているので、摘要リストから選択するだけで、簡単に作業することができます。

会計カレンダー説明
年間カレンダーに各月で必要な仕訳内容をセットしておくと毎月表示されます。
仕訳入力後には、チェックマークをつけておくと、入力済かどうかの確認がとれます。
カレンダーの仕訳内容に応じて仕訳パターンが表示されるので、あとは金額を入力するだけです。切替で入力データの参照も可能です。
摘要入力時に、過去に入力した摘要内容が一覧で表示されます。

自分で見つけられない仕訳ミスをカバーして欲しい

仕訳入力した後に待ち構えているのが、金額が合わない場合のチェック作業です。

間違った仕訳をしていないか心配になることはありませんか。一生懸命入力した仕訳を見直してみてもなかなかわかるものではありません。そんな間違いを即画面で確認でき、教えてくれる画面があります。

事業連結チェック機能
固定資産などの展開仕訳異常や、例外的な仕訳、補助科目の入力チェック、事業活動科目(又は資金収支科目)との連結チェック等様々なチェック機能があります。
仕訳チェックリストの検索機能
入力済の仕訳の中から、指定した科目を含む仕訳、あるキーワードを含む摘要内容の仕訳、指定金額を含む仕訳等々、様々な条件よりデータ検索が可能です。
繰越チェック機能
計算体系の金額の流れが簡単にわかるようになっています。矛盾があれば即エラーとして表示してくれます。
試算表のバランスエラーチェック機能
支払資金 =(流動資産合計+徴収不能引当金)-(流動負債合計-賞与引当金)
⇒ 合わないときにはエラー表示
仕訳チェックフロー

ミスを見つけたら素早く修正したい

画面通りにエラーをたどっていくだけでエラーの原因がわかるので、間違いの原因である仕訳データを修正することができます。見たい画面にクリックするだけで飛んでいけるので、修正に手間を取りません。パソコン操作が苦手な方でもスムーズに作業を進めることができます。

バランスエラーが発生したら
バランスエラーが発生した時の流れ
預金の残高が合わなかったら
予算の残高が合わなかった時の流れ
各科目の発生額と元帳を同じ画面で同時参照
各科目の発生額と元帳を同じ画面で同時参照
  • 発生月をクリックすると、発生額の一覧を表示します。
  • 科目の行をクリックすると、元帳が表示されます。
  • 日付の行をクリックすると、仕訳画面が表示されます。
  • 仕訳を修正後、発生チェック画面へ戻ります。

自分で簡単に科目の追加や経理区分を追加したい

新年度を迎える時、または年度の途中でも「科目を追加したい」という現象は必ず発生するかと思います。科目の追加を簡単に行えるという事は、業務を行なう上でかなりの作業軽減になるはずです。

科目は年度ごとに管理できるので、前年度の科目をコピー後、科目追加やコード変更等の修正が可能です。そのため決算処理の終了を待たなくても、新年度の予算書作成や、仕訳入力が可能になっています。

更に、会計単位ごとに科目の使用・不使用を設定できるので、仕訳入力時に不要な科目を間違って選択する心配もありません。

  • 科目コードの変更も簡単。科目コードを変えたからといって仕訳データを再度修正する必要はありません。
  • 印刷様式の設定が自由にできるので、各帳票の科目の並びや強調文字、行間をあけるなど自由に設定ができます。科目体系マスタを変更した場合は、印刷様式自動作成機能で簡単に再作成が可能です。
  • 経理区分は自由に追加登録可能です。

必要な帳票は決算書類から、様々な角度からの経営分析に役立ちます

必要な決算書類なもちろん、発生高推移表や月別前年比較・過去5年間の推移、貸借対照表(発生、内訳参照)等様々な帳票を参照できます。

予算管理を実現する予算差引簿・前年対比表を搭載しています。

また、ファイル出力機能によりCSV形式で出力した後Excel等での加工ができますので、更に独自の帳票へと進化させることが可能です。

大切なデータを守るセキュリティ機能

重要な財務会計データの安全性を高めるためのセキュリティ機能を搭載しています。複数のご利用者での運用を想定した「担当者権限登録」により、担当者ごとの操作権限を自由に設定可能です。また、パスワード設定により会計担当者以外には操作権限を持たせません。

仕訳入力から連動する他の機能

仕訳さえ間違わずに入力できれば、後は様々なデータへと連動していきます。

振込データ作成機能
毎月発生する業者への支払いは、業者支払機能(振込用FBデータ作成)を使用することにより、集計ボタンを押すだけで金融機関への振込データを作成できるので、支払業務もスムーズに行えます。もちろん、振込依頼書の印刷も可能です。また、振り込み後の未払金の逆仕訳もボタン一つで簡単に作成ができます。
消費税計算へも対応
科目についている消費税課税区分より、又は仕訳時の課税設定により自動集計できます。簡易課税・本則課税どちらにも対応しているので、複雑な消費税計算も簡単にできます。
  • 簡易課税…簡易課税計算書
  • 本則課税…支出総括表、収入総括表、原則課税計算書

就労支援会計の製造原価計算もOK

「社会福祉法人会計基準」「授産施設会計基準」「就労支援事業会計基準」および「指定介護老人福祉施設等会計処理等取扱指導指針」に準拠しています。製造原価の計算書も仕訳入力すると自動で作成されます。

製造原価計算書
  • 就労事業の科目を選択します。
  • 製造原価の科目を選択します。

連結決算による合算処理にも対応

一ヶ所だけで会計処理を行っているのならよいのですが、複数の事業所があり、その事業所が離れてそれぞれで会計処理を行っている場合、会計データの合算処理をどうするか頭を悩ませるところです。

簡単にすべての会計の合算処理ができて、いつでもすぐに全体の経営内容が把握できるようにしたい。経営者の方であればそう思うはずです。離れていても各事業所で統一した科目を使っていれば簡単に合算が可能です。

さらに本部サーバーでデータの一括管理をしていれば、各事業所からの仕訳入力と同時に全ての帳票をすぐに参照でき、法人全体の帳票参照も手間暇かけずに必要な時にすぐ参照できるようになっています。

合算処理

仕訳と連動した固定資産管理で、減価償却計算にも対応(オプション)

固定資産管理

新会計基準になってから、絶対不可欠な減価償却計算があります。さらに固定資産の取引を仕訳入力することにより、固定資産の登録画面が自動表示されるので登録し忘れを防止します。また、減価償却計算後の仕訳も自動作成により簡単に仕訳登録ができるようになっています。

固定資産の購入、廃棄データを登録しておけば、減価償却計算ボタンを押すだけで固定資産管理台帳の作成は終了します。各帳票画面にはファイル出力機能もついているので、Excel等での修正が可能です。

  • 定額法、定率法、基準、指針のどちらにも対応
  • 平成19年度改正に対応
  • 国庫補助金等特別積立金の取崩額は自動計算
  • 固定資産管理台帳、固定資産増減表、固定資産集計表、固定資産管理表

国庫補助金の償還補助金計算も標準装備です。また、固定資産の各一覧表や、備品の一覧作成もできるようになっています。

  • 物品現在高報告書、固定資産一覧、設置先別一覧、購入先別一覧、耐用期限別一覧
  • 備品台帳、備品台帳一覧表、ラベルシール印刷