記録を活用する仕組み作り
近年、養護老人ホームは入所者の状況を総合的に評価し、自立した生活を支援するケアプランを作成することが求められています。そこで鍵になるのが、記録の活用です。福祉見聞録は記録の活用が得意です。入所者記録を活用しながら、ケアプランの品質向上を目指す仕組み作りを実現します。
Voice.1 | システム導入前は日々の業務に追われて、いつ評価を行うのか、いつ計画書を見直すのかが曖昧になっており、直前でバタバタしていました。今は余裕をもってケアプランの作成準備ができるようになっています。 |
Voice.2 | 入所者情報が施設内に分散しており、情報収集に時間がかかっていました。福祉見聞録は施設全体で情報を一括管理して共有でき、自分に必要な情報をすぐに確認できるので、ケアプラン作成にかかる時間が減りました。 |
Voice.3 | 簡単なようで手間のかかる記録の整合性に悩まされていましたが、アセスメントチェック結果とアセスメント総括表、実施計画書、モニタリングの一貫性を実現することができました。 |
Voice.4 | 支援経過と評価の結び付きが弱く、評価が充実していないのが課題でした。今は、支援経過を隅々まで見通して評価できるので、評価の根拠があり、充実に繋がったと思います。 |
Voice.1:余裕を持ってケアプランの評価や見直し業務の準備できるってホント?
システム起動画面にケアプラン作成業務の進捗を管理できます
日々業務に追われる中で、何十人ものご利用者のケアプランの業務管理をするのは大変です。
ミスが出てしまったり、忘れていたり。時間があればもっと情報を集めてケアプランを良くできたのに…。
そんな悩みを福祉見聞録が解決します。
- チェックポイント
-
- 介護度/認定終了日 ⇒ 介護認定の更新申請の時期をチェック
- ケアプラン最終立案日/対象月 ⇒ 次回モニタリング予定日をチェック
- アセスメント、総括表、計画書の完了チェック ⇒ 現在のケアプラン作成進捗・同意をチェック
- ケアプラン作成後の経過月数 ⇒ ケアプランの見直し時期をチェック
作成漏れがないのはもちろん、前もって業務の準備を行う仕組みができます。
Voice.2:必要な入所者情報をすぐにピックアップして確認できるってホント?
パッケージプラン様式通りはもちろん、使用用途によってフェースシートを独自作成できるので、アセスメントや計画書に必要な入所者情報を抽出することができます。(生活支援システム導入時)
例えば、
- 入所者全員に氏名、年齢、顔写真、前住所などを記載した簡潔なフェースシート
- 介護が必要な入所者にADLや処方内容、麻痺状態などを記載した介護に特化したフェースシート
- 自立者に特化したフェースシート
- 看護師さんが受診時に持っていく看護サマリーシート
など、業務に必要な情報を自由にフェースシート化できます。
入所者情報が一元管理されるだけでなく、場合に応じて必要な情報のみ抽出し、フェースシート化することができます。データ入力は1回で全てのフェースシートに反映し、二度書き、三度書きする手間がかかりません。
Voice.3:ケアプランに一貫性ってホント?
ケアプラン業務をサイクル的に運用する仕組みが完成
福祉見聞録は、情報収集 → 計画書作成 → 実施記録 → 評価 → 計画見直しといったケアプランを作成するサイクルに基づいています。
具体的な手法は、
- 計画立案に必要なアセスメントチェック結果がアセスメント総括表に集約表示される為、影響している領域が反映されます。
- アセスメント総括表の課題と目標を実施計画書にコピーができ、整合性が取れます。
- 施設全体で行っている行事等の社会参加支援を記入する月間・年間表は、「他者コピー」やマスタ登録を利用し、入力の手間を大幅に削減することができ、かつ施設全体支援に対して整合性が取れます。
- 担当者会議録では計画書や支援経過を参照しながら記入ができます。
ケアプランをサイクル的に運用することで各々に根拠が生まれ、一貫したケアプラン業務が行えます。
アセスメント・総括表
履歴管理で過去のアセスメントを活用
総括表はアセスメントや過去の計画書を参照しながら作成できるので、画面移動する手間がかかりません。また、アセスメント総括表作成時には、アセスメントの計画優先度より領域を自動抽出することができるので、担当者・専門員の判断を作成する時にスムーズに記入が出来ます。
アセスメント履歴を管理し、入所者の過去の状況と現在の状況を比較できることも評価が高い点です。アセスメントの見直しを行う場合は、前回の記入内容をコピーし、変更箇所を修正するだけで修正が完了します。
計画書
計画書に情報が集まり、より具体的な計画に
総括表で作成した課題と目標を計画書にコピーすることができます。また、文章登録機能により一度作成した文章をいつでも活用できるようになっています。日課計画・週間計画では、施設の提供可能なサービスを事前登録出来るだけでなく、サービスを組み合わせたパターンを複数作成できるようになっています。自立の方のパターンや要介護の方のパターンなどが登録できます。
一番大変で一番重要な情報だからこそ、複雑な事務作業を軽減し、マネジメント業務に比重を傾けて頂きたいと考えています。
Voice.4:評価に根拠が生まれるってホント?
記録を分類・整理し、評価・モニタリングが出来ます
支援経過はケアプランに基づいて入所者の支援が行われているか、ケアプランの内容が入所者の生活状況に合っているかなど、広い視野で支援した内容を確認し、支援経過として残していく必要があります。
福祉見聞録の支援の記録は、施設独自の項目(インデックス・分類)の設定が可能です。ケアプランでは、その項目を自由に組み合わせることができ、期間も任意で選択してピックアップすることができるので、入所者の支援経過を色々な角度で把握することが可能になります。そんな支援経過を確認しながら評価・モニタリングを行うことができるので、充実した評価内容の作成をサポートすることができます。